チタンについて

チタンは強い耐蝕性を持っており、錆を生じにくい。そのため、純チタンは溶接が難しいが、表面の汚を簡単にに取り除ける。純度の高いチタンは水に溶けない。

チタンは融点が高く、超硬合金として使われ、鋼と同等の強度を持つが、比重が大変低く鋼の45%程度の重さである。アルミと比べるとチタンは重くなってしまうが、その強度はアルミの2倍程度ある。

比重は4.5。融点は摂氏1812度。耐食性が高く、展性、延性に富み、引張強度が大きい。空気中では常温で酸化被膜を作り内部が保護される。磁石をわずかに引きつける弱い磁性や極めて低い電気伝導性、熱伝導性を持っている。

チタンの約95%は二酸化チタンとして、主に白色の顔料として絵具や合成樹脂などに使用される。ちなみに、二酸化チタンで作られた絵具は赤外線の反射率が高いため、屋外での絵画の描写に向いているほか、セメントなどにも使用されることもある。

チタンの強さや軽さ、耐蝕性、厳しい温度条件に耐えられるため、アルミニウムや銅、鉄、マンガン、モリブデンなどとの合金が航空機分野、自動車、スプーン・フォーク、中華鍋、印鑑、眼鏡、時計、フライパン、ゴルフクラブ、自転車のフレームなどにわたって使用されている。

2019年02月28日